子育て

【性価値観のアップデート②】「有害な男らしさ」とは?

【性価値観のアップデート②】「有害な男らしさ」とは?

お子さんを持っている人
男の子のお子さんがいる人
男性社会で生きている人

という人向けに記事を書きます。

前回の記事に書いた「7歳の息子が男性トイレで性暴力被害に遭いかけた」という事件、そしてちょうど同時期に読んでいた「これからの男の子たちへ」という本から、【自分自身の性価値観をアップデートする必要がある】と思い、5回にわたって記事を書いていきたいと思います。

第一回:日本の公共トイレは世界一危険⁉︎
第二回:有害な男らしさとは?
第三回:なぜ男性は暴力を振るってしまうのか
第四回:同調圧力に抗える人間になってほしい(なりたい)
第五回:弱さを認め依存先を増やせる人間になってほしい(なりたい)

この記事は『DAOを仕事にしよう!』移住先でコミュマネ募集中!あるやうむの提供でお送りします。

書いている人:
Web3に知見のある「起業家コーチ」として、
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誰もが発行できるNFT会員券等の取組をしながら、
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【有害な男らしさ】を考える:性価値観のアップデート②

近年、性に対する価値観が大きく変化しています。

この記事では、シリーズの2回目として「有害な男らしさ」について深掘りしていきます。

有害な男らしさとは?

みなさん、「有害な男らしさ」ってご存知でしょうか?

「有害な男らしさ」とは、1980年代後半にアメリカの心理学者が男性運動において提唱した言葉です。

男性に「男らしく」というプレッシャーを与える伝統的な性役割が、女性の蔑視や性暴力のように有害な形で現れる点が問題と考えられています。

有害な男らしさは以下のような特徴を持ちます:

・「男だから○○すべき」という固定観念
・社会に根付いた男性に対する期待や教育の中に存在
・意気地なし、感情を抑える、常に強くあるべきなど

大人同士のコミュニケーションでは、「多様性」の概念が浸透し、これらの価値観は徐々に変化してきました。

しかし、子どもに対するコミュニケーション、特に子育ての段階ではどうでしょうか?

「男なんだから」「男の子ってほんと○○だよね」

といった言葉を使っていませんか?

このような「男らしさ」の植え付けは、子どもの成長に大きな影響を与える可能性があります。

有害な男らしさの具体例

・失敗した男の子に「男なんだからもっと頑張れ」と言う
・男性の涙や弱さを否定的に捉える
・男の子同士でかたまってマウントを取り合うのが見過ごされる
・同調圧力が強く、従わないと追いてかれる感覚がある

このように、「男らしさ」の押し付けは、個人の感情表現を抑制し、不健全な競争や同調を促進することで、子どもたちの健全な成長と多様性の尊重を阻害してしまっています。

自然と世の中に染みついてしまっている「男らしさ」に改めて目を向けてみませんか?

大人になってからの影響

このような状態を引きずってそのまま大人になって行くと、やがて性差による期待は薄れていきます。しかし、子供時代の刷り込みは根強く残るので、以下のような問題が出てくる可能性があります。

・女性蔑視や性差別の温床に
・マウントの取り合いや攻撃的な言動
・性暴力や犯罪のリスク増加

このような到底看過できない状況が、「有害な男らしさ」の影響で出てくるんです。ご自身のお子さんに声かけしている内容を、改めて考えましょう。

日本のビジネス社会における「有害な男らしさ」

日本のビジネス社会では、依然として「男らしい方が出世しやすい傾向」が存在します。

「多様性」や「女性活躍の推進」を掲げながらも、実質的には「男らしい人間」が「男らしい人間」を上に引き上げているケースが多く見られます。

さらに深刻なのは、政治の中枢、大企業の中枢、場合によってはスタートアップの優秀な起業家でさえも、「有害な男らしさ」を持っている人が頭角を現していることです。

日本のトップが真の意味で多様性を推進していない状況下においては、欧米諸国のように中世活躍が進んでいかない根本的な原因でもあるのではないかと思います。

改善に向けての取り組み

この問題を改善するためには、以下のような取り組みが重要です:

・幼少期からの教育が重要
・固定観念にとらわれない声かけを心がける
・男女平等と個人の多様性を尊重する環境づくり

まとめ

「有害な男らしさ」の問題に気づき、意識的に行動を変えていくことが、より健全な社会づくりにつながります。私たち一人一人が、自分の中にある固定観念を見直し、子どもたちに対する接し方を考え直すことから始めましょう。

そうすることで、男性も女性も、そしてすべての人々が、自分らしく生きられる社会に一歩近づくことができるのです。この問題について考え、行動を起こすことが、より良い未来への第一歩となるでしょう。

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